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どうして意地悪をするの?
どうして嫌われるだけなのに、わざわざ人を傷付ける方がいるのか不思議ですよね。
攻撃的な方は、実は恐がりな方です。
いつもびくびく周りを警戒して、攻撃される前に攻撃しようと構えています。
でも、貴方は「私はその方に対して攻撃的なことは何一つした覚えが無い」と言うはずです。
貴方は貴方のままで、その人は勝手に貴方に恐怖を感じているのです。
心に「闇」を抱えている人は、「光」の人が恐いのです。
どんなに大きな「闇」でも小さなろうそく一本灯しただけで、「闇」は無くなります。
逆に、「光」の部屋には「闇」は一歩も進入できないのです。
「光」の存在それ自体が恐いのです。
こころに「光」を持つ人がそばにいると、魂の奥底では本当は嫌っている自分の「闇」が見え出します。
普段は「だって・・・だから」と自分の「闇」の部分に言い訳をつけて見ないふりをしているのに、「光の人」と関わると、これでもかと見せ付けられるのです。
その自分の「闇」から逃げ出したくて、苦しみだすのです。そして、自分の「闇」を消そうとするのではなく相手に攻撃の矛先を向けるのです。
相手を憎む気持ちや悪口などは「闇」の一部です。
だから貴方を傷付けて、それによって貴方の中に「闇」を作らせようとがんばっているんです。
意地悪をされて貴方が悔しいと思う。そして貴方の心に「闇」が入り込むと、自分が楽になるのです。
自分の「闇」が見えなくなるから。
だから、心に深い「闇」を持つ人は攻撃的なのです。恐くて、恐くて、一生懸命石を投げて攻撃するのです。
世の中では恐怖が戦争を起こしています。
しかし、いつかはきっとみんなが気が付くはずです。だって、「光」が楽ですもの。
私たちが気をつけることは、攻撃されても絶対自分の中に「闇」を作らないことです。
しかし、自分にとってキツイ言葉がすべて「闇」からの攻撃だとは思わないでくださいね。
今後、貴方に対して、辛い言葉をかけてくる人はいろいろ出てくると思います。
しかし、それには二つのパターンがあります。
一つは今回のように、貴方を恐がって「闇」にさそうパターン。
これは、相手が臆病者ですから、かまわないことです。
もう一つは、貴方の成長を願って、あえて苦言やアドバイスをする人。
これは逆にとても大切です。
自分を誉めてモチベーションを上げてくれる人は、自分も心地よいし、有り難い存在ですが、嫌われるのを覚悟で、 貴方のためにアドバイスをしてくださる方、こういう方が本当の財産です。
貴方に嫌われたくなくて、どんどん苦言を言ってくださるかたが少なくると、それはそれで危ない一面があります。
でも、どれが自分にとって大切なアドバイスか、または「闇」に突き落とす攻撃か、すぐには判断できませんよね。
そういう時は、その「言葉」の中に「愛」を感じるか感じないかで判断してください。
貴方のことを思って言ってくださる「言葉」には必ず「愛」を感じるはずです。
慣れるまではなかなか難しいですが、しかし自分の中に「闇」が出来そうな時は、理屈ぬきで避けたほうが無難です。
「本当の強き者は、己の弱さを正確に知りそしてそれを受け入れる者である。」